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「ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ」
ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ
ボスコープ(オランダ)にて
オランダのボスコープという町は、植木の産地として世界的に有名です。 細い運河をはさんで生産農家がウナギの寝床のような細長い畑を集約的に経営しています。 実際には広い畑もあるでしょうが、イメージとしてなんとなく運河を挟んだ細い長い畑という印象があります。

そんな農家の中にホプシーキングと呼ばれる偏屈親父が沢山のピセア・プンゲンス類を栽培しています。 毎年初夏から夏に訪れるその畑は銀灰色の絨毯とでも言いましょうか太陽の光に反射してキラキラと眩いばかりです。

ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ
ボスコープ(オランダ)にて
そこで「ピセア・プンゲンス・ホプシー」と同じくらいの割合で生産されているのが「ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ」です。 枝や葉の形・色などはホプシーと同じですが名前のとおり初めは丸くなっていきます。

私もそのまま半円球に育っていくものと思っていましたが、何年か前に北海道の真鍋庭園を訪れた際、樹齢30年程の物を見ました。 これは素晴らしい……芯が立つんですね。

ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ
真鍋庭園(北海道)にて
ピセア・プンゲンス・グラウカグロボーサ
真鍋庭園(北海道)にて
形は古い表現ですが広円錐形の甘食型で高さが60cm位で、すその広がりは1.2mほどあったと思います。 とにかく、その存在感に圧倒されて暫し見惚れて佇んでいました。

小さなうちは列植したり低木として添え的な使い方をすると面白いと思います。 しかし、いずれは庭の中心になる樹です。


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