おすすめ品
「クリスマスツリー2004」
《 山下達郎の「クリスマスイブ」が流れる中、牧瀬里穂が新幹線のホームを走っている… 》

あれは確か…JR東海、シンデレラエクスプレスのCM。
心がぽっと温かくなるような、なんともロマンチックな映像でした。

クリスマスツリーの由来はドイツにその起源があるそうです。

「もみの木に住む小人が村に幸せを運んでくる…」

小人にできるだけ長く居て欲しいと思った村人達は花・卵・ローソクなどをもみの木に飾り、その周囲を楽しげに踊るのです。

そんな小人への願いが、もみの木のクリスマスツリーにこめられています。

*
常緑樹(緑)のもみの木は冬でも葉が落ちないため、永遠の生命を象徴するものとして崇められていました。 日本でも古くから《クリスマスツリー=もみの木》というイメージですよね。 しかし、もみの木類とトーヒ類の区別がつかない方も多いのではないでしょうか。
* *
もみの木はそのほとんどがウラジロモミ、トーヒはドイツトーヒ(ヨーロッパトーヒ)が流通しています。 最近では色々なコニファーが一般の店頭にも並ぶようになりました。 そのせいもあってか、もみの木やトーヒに限ることなくクリスマスツリーを楽しんでいるようです。 もっともポピュラーなのはゴールドクレストでしょうか。

私も、(クリスマスツリーだからといって)もみの木にこだわる必要はないと考えています。

例えば欧米では根元から木を切ってクリスマスツリーにしますよね。 それはそれとして、クリスマスが終わった後でも鑑賞を楽しめるような工夫も必要だと思います。

さて、クリスマスの時期は特別に4種類のトーヒを提案しています。 もみの木よりもトーヒ類の方が耐暑性に優れているため、クリスマスが終わったあとは庭木としての将来性があります。
■オモリカトーヒ Pisea omorika
ヨーロッパ東南部の原産。 枝葉が密生してコンパクトな円錐形、葉の裏側が灰白色を帯びて美しい品種です。 若干、耐暑性に劣るところがあります。
*
■ドイツトーヒ picea abies
ヨーロッパトーヒとも呼ばれ、明治中期に渡来したと言われています。 管理も容易で育てやすく、北海道などでは公園樹や防風樹として利用されました。 もちろん、クリスマスツリーとしての需要も多い樹です。
*
■アカエゾマツ Picea glehnii
北海道原産のトーヒ。 大きな樹になりますが、苗のうちは節間が詰まっているのでクリスマスの飾りつけに適しています。 庭のシンボルツリーとしても最適でしょう。
*
■プンゲンストーヒ Pisea pungens
コロラドトーヒ、ブルースプルースとも呼ばれるアメリカ西北部原産のトーヒ。 実生繁殖のため、かなりの個体差が出ます。 有名なものとしてはホプシーがこの類に入りますが、固定した品種で接木繁殖をします。
*
ここで紹介したトーヒ類はすべて実生繁殖によるものです。

* おすすめ品のトップへ * ホームへ written by Masaharu Okano