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今回の主な目的はオランダでの商談です。
ただ、同行予定の奥さんがビジネスオンリーでは付き合いたくない……ということで、イタリアにも足を伸ばすことにしました。
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| 空港のフィウミチーニ駅からレオナルドエクスプレスに乗ってローマ・テルミニ駅へ。料金は片道9.5ユーロ、改札はないので手前に見える黄色い打刻機に各自切符を差し込む |
ローマのトラットリアで食べかけのサルティンボッカとお決まりのキャンティクラシコ。 |
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首都ローマでは市内を循環する2階建てバスでの観光を目論んでいたのですが、幸か不幸か当日はワールドカップの決勝戦。
予測通りに夕方の運行が中止になってしまいました。
仕方なくホテルの周辺を散歩しながら、アズーリのユニフォームを購入、その後は夕食へと流れていきます。
ちなみにトッティやカンナバロ、トニといった人気選手のネーム入りユニフォームはすべて売り切れとなっていましたね。
さすがはサッカー大国、そして決勝進出国、応援ムードが至るところに溢れています。
トラットリアの店先にも観戦用のテレビが置いてありました。
店のスタッフも気になっているらしく、どこか落ち着かない様子。
とりあえずはホテルへと引き返しました。
ホテルのバーでも、当たり前のように大型テレビを設置、先ほどと変わらぬ応援風景でした。
私たちはその末席を借りて、臨時のアズーリ応援団に加わります。
50人くらいは居たでしょうか。
なにしろホテルの中なので国籍は様々、実にインターナショナルな空間でした。
試合経過に一喜一憂しながら、手に汗握るPK対決へと入ります。
そして歓喜の瞬間、だれかれ構わずにハイタッチの交換をしていました。
一歩外に出ると街は爆発していました(笑)
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| 共和国広場の噴水の周りで国旗を振り回し、警笛を鳴らしながら走り回るサポーター。噴水に飛び込む人とそれを見物する群集……。 |
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オートバイは2人、3人乗りが当たり前で、車もドアというドアを全開にしながら走っています。
身を乗り出してのハコ乗り状態でパレードしていました。
トリコロールの国旗を振っては「イ・タ・リ・ア!」の大合唱、そして警笛の嵐。
バスもタクシーもお巡りさんも狂喜乱舞の大騒ぎです。
祝賀模様の騒がしいパーティーは朝まで続いていました。
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翌朝はバチカン博物館を予約していたので、重いまぶたを開き、眠い目をこすりながら出かけていきました。
街が汚い……。
祭りの後と言ってしまえばそれまでですが、あまりにも汚な過ぎです。
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 バチカンの中庭 |
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午後、昨日乗れなかった2階建てバスへと向かいました。
ところが5時からはコロッセオの通りの一部が運休になるとのこと。
案内を告げる張り紙にはそう書かれてありました。
これは何かあるな……と思いながらも、とりあえずは切符を購入。
それにしても、暑い。
車内の暑さは想像以上でした。
2階のオープンデッキには直射日光が当たるので、たまらず下層にある屋根付き部へと移動します。
ところがエアコンはない、窓は開かない、といったありさまで結局、汗だくになってしまいました。
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| 2階建てオープンバス「ローマ 110 オープン」から見えるサン・ピエトロ大聖堂。 |
同じバスから、スペイン広場を望む。日陰を選んで人が歩いているのがよくわかる。 |
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コロッセオを回ってフォロローマの裏側に行きます。
そこには昨日の夜、巨大スクリーンで応援していた会場がありました。
テレビ中継車、スタッフが忙しそうに準備中……。
ローマ市内の主な観光地をぐるっと一周して、起点であるのテルミニ駅前に到着しました。
ちなみのこのバス、専用のバス停のある所なら1日中乗り降り自由で13ユーロとリーズナブルな乗り物。
ただし、切符は駅前のバス停、中央にある売り場で買わなければなりません。
暑さのせいで、すっかり体力を消耗してしまった私たちは足元をフラつかせながらホテルへと戻りました。
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シャワーを浴びて、ベットの上に横になったのが運の尽き……気がついた頃には7時を過ぎていました。
疲れた体にムチを打って、再び街へと繰り出します。
地下鉄に乗って向かうのはスペイン広場。
地下鉄の切符を購入するのにおすすめなのが、タバッキというキオスクみたいな店です。
自動販売機の前には常に長蛇の列で、仮に列ができていないとしてもそれは故障しているのです。
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 スペイン広場、トリニタ・デイ・モンティ教会は修理中。 |
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有名なトレビの泉は札幌にある時計台のようなものでしょうか。
人の多さは違いますが、雰囲気としては似ているのかもしれません。
バラ売りや物乞いを振り切って歩いていると、黒山の人だかりが目に入ってきます。
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 トレビの泉はコインを投げると注意されるらしい。後ろ向きにコインを投げる格好だけ。 |
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イタリアの国旗にアズーリのユニフォーム……そう、そこは優勝パレードの出発点だったのです。
当然のように待たされてしまいました。
大声援の中、選手たちを乗せたバスが登場してきます。
生のワールドカップを優勝国の現地で目撃しちゃいました。
カンナバロ、トニ、デルピエロ……いい年して、案外ミーハーだということに気づかされました。
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| パレードを待つサポーターたち |
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その後に気づいたのは自分の空腹です。
そういえば昼からこの時間まで何も食べていません。
少し歩いてエノテカへ。
生ハムいちじくとマルガリータのピザを奥さんと分け合って食べました。
この時にグラスワインを3杯ほど飲んでいます。
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| 軽くワインと夕食 |
果物や飲み物の屋台 |
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そのまま徒歩でホテルへと戻り、部屋のテレビを例の優勝報告会が映っていました。
パレードの出発点から報告会場のチルコマッシモまでは2時間もかかったそうです。
朝のニュースでちょこっと告知しただけだというのに、イタリア全土から10万人のサポーターが集結するのですから、すごい国です。
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| フォロ・ローマの裏手、ローマ時代最大の円形競技場であるチルコ・マッシモ。ここでワールドカップの優勝報告会があった。 |
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イタリアはイタリアで素晴らしいのですが、やはりニッポンが大好きです。
日本代表の試合ではホットな居酒屋の空気を凍りつかせる(?)ほど、サッカー好きな友人との激論を繰り広げています。
まだまだ、いろんな意味で次元が違う気がしてなりません。
2010年の南アフリカ大会に向けて、ニッポンがんばれ。
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