モノローグ
■「鯨ウォッチング − ハワイ/マウイ −」□□□■□

それにしても、よく眠れる…。 妻の偏頭痛もなくなり、いっそうの快眠が得られていた。 目を閉じて深呼吸をすれば、ここがハワイであることを実感できる。
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プライベートビーチとも呼べそうなポロビーチ フェアモント・ケア・ラニホテル(「ケア・ラニ」は白い天国という意味)
ハワイアンエアラインの機内で出される、冷えたグアバネクターはめちゃめちゃ美味しい。 あれがモロカイかな?こっちがラナイ島かな?などと言っているうちにも、カフルイの空港に到着、あっという間のフライトだった。 パックツアーにもかかわらず、空港からホテルまで、私達2人だけが移動していた。 聞くところによれば、年々マウイの日本人観光客は減る一方だとか…なるほどね。

今回で5度目となるマウイは、カアナパリ地区から憧れのワイレア地区へとホテルを移してみた。いつものことだが、初日はとにかく疲れる。 夜に成田を発って、せまいエコノミーの座席に7時間も居るのだから仕方がない。

ホノルルでの乗り換えに2時間を費やし、宿泊先のホテルにチェックインしたのが午後2時過ぎ、この時点で「もう、2度とマウイには来たくない…」と心に誓うのである。 チェックインの後、軽く食事をしてからそのまま昼寝、暗くなった頃に起きてシャワーを浴びる。これも時差ボケ解消には必要な作業なのだ。

翌朝はホテルのカフェチャオというお店でデニッシュとフルーツサラダを買い込み、部屋のラナイで海を見ながら朝食をとった。 昨日の嫌な気分はすでにどこかへ消えている。

(マウイ最高…!)

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カフェチャオのバーにてマイタイ
夕方まで散歩をしたり、プールサイドでゴロゴロしたりしてのんびり過ごす至福のひととき。 午後からは楽しみにしていた「オールド・ラハイナ・ルアウショー」に出かける予定だ。

前回は満席のためチケットすら取れず、涙を飲んでいた。 どうやら思っていた以上に人気が高いらしく、反省の意味も込めて「マウイの達人」で半月前に予約済み。 旅行会社のオプショナルツアーにも組み込まれていないせいか、400人ほどのゲストの中、日本人は私たちを含めた2組だけだった。

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ラナイでの朝食
ラハイナタウンの海辺に面した野外…夕日が沈む頃からそのショーははじまる。 波の音、風に揺れるヤシの葉、マイタイの心地いい酔い加減、ハワイの伝統料理、無数に輝く満点の星空…。

美しいハワイアンのフラ、力強い男たちのフラ…と、こちらの魂までフラフラになってしまいそうだ。 後で聞いた話だが、ここで踊っているダンサーはフラダンスコンテストの上位者ばかりで、23歳を過ぎると肩身が狭くなってくるらしい。 残念ながら、なぜ23歳なのかはよくわからないまま。

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開演直前のザワザワした雰囲気に期待が高まる
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夕暮れの中、ゆったりとしたショーがはじまる 夜の帳が下りるころ、ショーは最高潮に
来た時のタクシーにピックアップしてもらってホテルに帰る。 ラハイナからホテルまではかなり遠いものの、気分的にハイなせいか大して気にもならない。
アメリカ人は朝早くから、ジョギングをしたり散歩をしたり、ジムでトレーニングをしたり…となにかと忙しいようだ。

おそらく長い休暇を持て余しているのだろう。 一日だけ海辺を散歩してみたのだが、結局その日限りでやめてしまった。

朝食はコーヒーとカフェチャオのデニッシュ、よく眠れるだけに朝は遅くなってしまう。

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ポロビーチバーにてマイタイ
実は「鯨ウォッチング」が今回のメインイベントで、先ほど紹介した「マウイの達人」に手配してもらった。 マアラエア港からプリンスクヒオ号に乗って、いざ出発…それにしても風が強い。 ラナイ島に向って飛ばす30分は爽快そのもの。 まだ鯨はまだ見えてこないが、海の上はとにかく気持ちがいい。
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鯨の潮吹き 豪快なジャンプ
2時の方向に潮の吹くのが見えたかと思うと、それを追いかけるように船が近づいていく。 ジャンプも含めていろいろな角度から鯨達が見えてきた。 どうやら、船の方から100メートル以内に近づくことはできないらしい。

3頭が連続で豪快なジャンプ、体の約半分を海面から出している。 観客の歓声が船の上で響き渡り、続けて拍手が聞こえてきた。 するとどうだろう、2頭の鯨が手の届きそうな範囲で私たちとの並走をはじめた。

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2頭がすぐ近くを並走してくれた
黒々したと大きな背中にはほんの少し恐怖を感じてしまう。 北極海にいるザトウクジラが冬になると繁殖と子育てのためにハワイの海にやってくるそうだ。 遠い北の海からこのハワイまでどうやって泳いで来るのだろう…?と考えてみたが、最後まで答えを出すことはできなかった。 その後のしばらくは海風に吹かれたまま船上の人になってみる。 港に近づくと谷のせいだろうか、風が急に強くなった。
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テールショット… 最終日の夜、ホテルの近くで上がっていた花火

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